今月初旬より始まりました解体工事がほぼ完了致しましたので

現況の構造架構の確認と耐震補強方法の検討を構造設計者と共に

現地で実施致しました。

構造躯体の状況は概ね良好で、シロアリの被害なども無い状態。

基礎にもコンクリートが打設されておりましたので、床下からの

湿気も心配不要の状況でした。

柱を抜く箇所の梁や新規に設置する柱の基礎など詳細を詰めて

参りまして、次の工程へと進んで参ります。

２階に上がってみますと、屋根を支える想像以上に立派な

梁が掛かっていることが分かりました。

当初は小屋裏を見せる予定ではございませんでしたが、

流石にこの梁を隠してしまうのは勿体ないと思いますので

架構を見せる方向で再検討して参ります。

来月より始まりますリノベーション工事。

まずは解体前の現場確認を担当者を交えて行います。

設備配管ルートや既存利用、廃棄の別など、現地にて

現物を確認しながらの作業となります。

今回は外観はほぼ原形のままとなりますが、内部を

大改装して参ります。

このままでも十分に住めるのですが、より快適に、より

安心して暮らせる空間へと変貌してく予定ですので

どうぞお楽しみに。