立派なお庭が残っております。
維持管理が大変ですが、座敷からの風景を愉しむという
点は何物にも代えがたいものです。
内部の1階部分は床の下地が完成し、畳敷だった部屋も
杉板張りの空間に変更して参ります。
2階は畳が上げられ、床下地板が露わになった状態。
ここから1階同様に床のフローリング化を図って
参ります。
通りに面した出格子の内部の様子。
こちらの既存木製建具の開閉が少し調子が悪く、この際
断熱性も高めるという観点から、アルミ樹脂の複合サッシ
へと変更を致します。
外部はアルミ。内部は樹脂製のサッシ。
ガラスもペアガラスとなりますので、断熱性能は改善
される見込みです。
長年懸念事項として持たれておられました水廻りの
やりかえを行いました。
特に排水関係でご心配されている点がございましたが
土管から塩ビパイプにやり替えることで、ご懸念を
払拭いたします。
また、物置として使用されておりました水廻りの天井も
使い勝手が悪いことから撤去いたしました。
これから水廻りの工事が順次進められて参ります。
築100年を超える京町家の部分改修工事が始まりました。
今回は主に水廻りや居室のフローリング化などを行って
参ります。
格子越しに入って来る光が美しいですね。
特徴的な既存丸窓などは残しつつ、水廻りは刷新して
参ります。
根腐れが見られる柱は入替えを進め、構造的にも現状より
強度を増して参ります。
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