リビングのテラス前には、目にも心地よい緑が広がります。
公団の一つの特徴としまして、豊かな自然というのが挙げられると思います。
どこかで聞いた話によりますと、公団の棟と棟の距離は21m程度らしいです。
これは日影を考えてお互い距離をとっていることもあるでしょうが、この距離は
お互いに人の存在は分かるものの、何をしているかは分からない「ほどよい距離」
とされているそうです。
住人同士のプライバシーを守りながら、共同で生活している絆を感じる感じ。
その距離/余白を活かして、自然や駐車場を埋め込む感じ。公団にはそんな
設計意図が込められているのだと思います。
さて、内部ではフローリングの工事がほぼ終わりかけ。今回はナラのフローリング
を採用しております。こんな感じ↓
全体に北欧ナチュラル系でまとめていく予定です。
窓の外に広がる風景ともマッチする感じですね。きっと。
各所で壁や天井の下地工事が進んでおります。
木製建具廻りの枠も設置されていっております。つっかえ棒のように床から天井に
何本もあるのは、木枠を固定するためのもの。固定されれば勿論なくなりまして
ここに建具が入ります。
今回の建具は、ちょっとレトロ。ちょっとカフェ。ちょっと北欧。といった感じをイメージ
したものとなる予定です。閉じすぎず、開きすぎずを上手くコントロールした建具に
なればと思っております。
さて、本日は主に電気のスイッチやコンセントの位置、高さなどの確認をSkさまご夫妻と
共に行いました。
持ち込み家具との関係や、家電との関係を考えつつの最終確認。追加箇所が1箇所
見つかりましたが、それ以外は概ねOKでした。
たかがコンセントと思われるかもしれませんが、日々の生活を考えますと結構重要
だったりします。
さて、次回はどこまで進んでいるか、どうぞおたのしみに!
今回は公団住宅の一室をリノベーションして参ります。
リノベーションの第一歩といたしまして、まずは解体作業から。
住み慣れた部屋でも、床下や天井裏を見るのは初めて。というお施主様。
興味津々に解体されている現場をご覧になっておられました。
現場は始まったばかりですが、工期は二ヶ月弱ですので、早速仕上げの
色などを決めていかなければいけません。
本日は、フローリング・クロス・建具・建具の引き手金物・浴槽・浴室床タイル
キッチン壁タイル等々を実際のサンプルを交えて一通りご提案いたしました。
明るさと落ち着きと北欧テイストが融合した空間になる予定です。
暑い日が続きますが、現場の皆様熱中症には気をつけて作業に取り組んで
ください!
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