駐車場の土間や目地部分の竜のひげ、外壁の装飾となる
格子などの施工が進められまして、随分完成形に近付いて
参りました。
大きな下屋と2階の様子。
最終的には門扉の格子戸が付きますと、いよいよ完成形
がお目見え致します。
庭や明り取りを兼ねたアプローチ空間も洗い出しが完成
しておりまして、焼杉板塀の施工を残すばかりの状態です。
焼杉板が施工されますと、グッと引き締まった感じに
なりつつも、京都ならではの露地空間が創出される予定です。
来週には完成を迎えます。
外構工事と造園工事が進められております。
写真は道路脇に植えられたシンボルツリーのソヨゴ。
株立ちのソヨゴはまだ2mちょっとの高さですが
こらからどんどん成長していきまして、街並みに潤いを
与える存在となってくれる予定です。
足元は竜のひげなどが植えられていく予定。
洗い出しも良い色合いに完成しております。
アプローチを奥へ歩みを進めますと、玄関前には既存の
灯篭が再利用され、和の雰囲気を一気に盛り立ててくれます。
背面にはイロハモミジ。足元は杉苔にて設えが整っております。
枝折戸を開けて、さらに奥へと進みますと、茶室前の
茶庭が姿を現します。
道路からこの茶庭スペースまでザっと26m程。
南に面したこれらアプローチや茶庭群が、建物本体に
光を供給するスペースも兼ねております。
引越しが済み、既に暮らされておりますが、昼間は
全く照明が要らないと仰っておられます。
建て替え前はリビングが少し暗めでしたので、凄く
明るくなったと聞いて安心致しました。
この写真が敷地の一番奥にある茶室から、隣地土塀を借景
に観た様子。
確かに太陽光が差し込んでくれています。
木陰の陰影も畳に映り込み、風情のある空間となりました。
昨日に引き続きまして、本日はお施主様によります竣工検査を
実施致しました。
和室廻りにも照明器具が設置されまして、あとは畳や襖を待つ
状態にまで仕上がっております。
アプローチから外観の見上げを少し。
今回は出窓フレームを杉の無垢板にて製作いただきました。
1階小庇の軒裏や大屋根の軒裏も杉板とし、見上げると
木の風合いが温もりある表情を見せてくれております。
そして本日は、滋賀県の守山まで庭木を選定するべく
お施主様と庭木の卸し業者さんの所へ伺いました。
シンボルツリーにはソヨゴを選定。
その他茶庭には梅や牡丹、椿などを選びました。
造園工事は4月中旬まで掛かる見込みです。
本日は第三者機関によります完了検査の日。
ギリギリとなりましたが、外部足場の解体が完了し
外観が姿を現しました。
門扉や格子などの設置はこれから進められ、また印象が
変わっていく予定です。
玄関扉の吊り込みも成された状態で、落ち着いた雰囲気に
なって参りました。
照明器具もつき、和の風合いが出て参りました。
床はブラックチェリー。天井はヨシべニア。
化粧柱に赤松の皮付き丸太。壁はクロス仕上げです。
建具の設置も進み、和室の天井も完成しておりました。
格子の障子が光と影を床に照らし出してくれております。
完了検査の様子も少し。
火災警報器や24時間換気の設置なども細かく見て頂き
まして、無事合格致しました。
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