既存躯体が目に見える形となりましたので、構造設計者と
大工さんや現場監督さんを交えて、現状の把握と
構造補強方法を現場にて打合せ致しました。
一部柱の足元にシロアリ被害が見受けられたり、大屋根
からの雨漏れが確認されましたので、それらの対応を
今後練って参ります。
2階への階段も解体された状態ですので、2階へはまだ
登れておりませんが、既存の丸窓は残され、小屋組みが
露わになった状態です。
新しく2階に設けるキッチンのダクトルートの検討や
ホームエレベーター廻りの寸法などの調整を進めて
おります。
築100年程の京町家を次の世代に住み継いでいくべく
リノベーションの工事が始まりました。
まずは解体工事から。既存の柱や梁は可能な限り残しつつ
プランの構成を行なっておりますが、実際に壁や床の中に
隠れていた躯体を確認しながら微調整をかけていく作業が
ここから始まります。
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