建物裏手となる部分の外壁は金属製のサイディングにて
仕上が進んでおります。
景観条例で明度や彩度の規定が事細かく決められておりますので
その規定の範囲内にて選定した色となります。
また、屋根の工事も進行中です。
道路から見えない部分は写真のようにガルバリウム鋼板の
竪ハゼ葺きにて仕上げて参ります。
防水の納まりなども確認しました。
敷地は京都特有の奥に長い敷地。
写真はキッチン後ろのパントリーから玄関越しに水廻りを
見た所。
天井下地や断熱材の施工も進んでおります。
天井の下地が進んでおります。
後ろの庭に面した主寝室は勾配天井として、庭に向かう
庭と繋がることを意識した天井形状となっております。
窓際の高さは2m。少し低くすることで廻りからの視線を
制御しつつ、庭との一体感を増す計画としております。
2階部分は東に大きな開口を設けて、吹抜けとの仕切りを
障子とすることで、自然光を建物の中央に誘う計画。
これから天窓も設置され、吹抜け越しに光が下階へと
届けられる予定です。
道路から見た様子。
手前に目隠しとなる格子塀を設け、前庭、LDKという
繋がりになります。
外部からの視線を制御しつつ、光を採り込む役割としての
前庭です。
リビングから見ますと、このような感じ。
まだ格子が入っていませんので、今は丸見えですが
これがどのように仕上がるかは、もう少し先の楽しみと
なります。
外部廻りでは外壁に透湿防水シートが施工されつつあります。
写真は坪庭の部分。
前庭・坪庭・後庭の3つの庭が空間を取り囲む住宅と
なります。
サッシが設置されまして、徐々に雨仕舞いが成されて
いっております。
写真はリビングの大開口を見たところ。
大開口部分は木製建具を設置します。
木製建具は傷や汚れが付かないように、工事の終盤に
設置されますので、しばらくこの光景が続きます。
本日は、上棟式の時点で決定した外壁色にて左官の塗り
パターンをサンプルを交えて検討致しました。
和の風合いを出しつつ、深みを感じる仕上げパターン
にて決定致しました。
完成形を目にするのはまだまだ先ですが、良い表情に
なると思います。
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