断熱材の施工が進み、いよいよボードで蓋がされる段階と
なっております。
断熱材の重ね代や欠損部分の補強などに問題がないか
一通りチェックを致しました。
写真はお母様のお部屋。
既存の庭との繋がりを大切に、日当たりと風通しの良い
居住空間となる予定です。
そして本日は、先週に決めきれなかった内装につきまして
決定して参りました。
何処に佇んでも主張しすぎない空間でありながら、特徴の
ある内装に仕上がる予定です。
リビングに設置するエアコンの色も決定し、工事もいよいよ
最終コーナーに差し掛かりつつあります。
玄関脇の格子が設置されておりました。
格子の材種やサイズ、ピッチにより、華奢な印象になったり
ごつい印象になったりしますので、その辺りは慎重に決めて
おります。
横桟の位置なども隣接する建具との関係を考えつつ
全体に野暮ったくならないバランスで整えていくことが
大切と考えております。
室内では天井下地の野縁が組まれ、空間のボリュームが
徐々にハッキリして参りました。
ここにボードを貼って、仕上げをしますと完成となります。
仕上色や質感の違いにより、同じ空間ボリュームでも
広さや落ち着き感の印象は左右されますので、仕上げは
重要です。
今回は、趣味で創られた陶芸作品や流木アート作品を
並べられることを考慮し、それら作品の邪魔にならない
主張しすぎず上品な色合いを選定致しました。
さて、どのように仕上がりますでしょうか。
どうぞお楽しみに。
今週は現場に色々な材料が大量に運び込まれておりました。
壁のプラスターボードや天井の断熱材など、所狭しと
置かれており、これらが全て使われることを想像しますと
家づくりは時間が掛かることが改めてお分かり頂けるかと
思います。
窓廻りや建具廻りに使われる枠材も大量にあります。
これらを現場で加工し、設置していくわけですね。
気が遠くなりそうな作業ですが、これら一つ一つに
機能やデザイン要素の意味合いが込められております。
同じ材料でも使い方や見せ方によって随分違った印象に
なりますので、私たち設計者は空間のキャラクターに
よって、加工の仕方を変えております。
建物裏手となります外壁部分のサイディング工事が着々と
進められております。
和の趣を身に纏うため、ラインは縦使いとしております。
内部では外周部分の断熱材が施工されており、重ね代
の確認や隙間などが生じている箇所は補強断熱を施工
頂くように指示しております。
そして1階部分ではナラのフローリング工事が進行中。
一枚一枚大工さんが丁寧に施工されていました。
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