屋根工事も一段落つきまして、外部では外壁の左官下地の下地となります
アスファルト防水シートの貼り込みが行われております。
本日は外壁に伝って下りてくる竪樋の色も検討。和の雰囲気を邪魔しない色
を選定いたしました。
そして外部廻りではもう一つ、バルコニーの防水工事が進められております。
少し濡れ色に見えているのが、FRP防水施工箇所。ガラス繊維を何重にも
塗り重ねていき、強固な防水層を形成していきます。
結構シンナーの匂いが鼻をついてきますが、これも重要な作業のひとつ。
職人さんに感謝です。
そして内部では天井の下地組が始められております。
場所により天井材の仕上げが微妙に異なりますので、その辺りも考慮に入れた
下地レベルとなっています。
この時点で設備や電気関係の配管・配線ルートを確認し、柱や梁を欠かない
ルートを確保いただきました。
来週はコンセントやスイッチ位置などをお施主様にもご確認いただく予定です。
思えば最初にHs様よりお声掛け頂いたのが2015年の10月6日のこと。
当時は同じ学区内で目ぼしい土地があり、開発待ちという状態でした。
それから2年近くが経ち、いよいよ土地が売りに出されるとの情報を
ゲットされ、土地の購入前から計画を始めたレアなケースです。
昨年一年を掛けてジックリとご新築の計画を進めまして、このたび
めでたく着工の運びとなりました。
そして本日は地鎮祭。
周りも住宅が立ち並びはじめた状況。うっすらと雪が積もる印象的な日と
なりました。
近くの松尾大社さんにお越しいただきまして・・
四方清祓や
玉串奉天・・
など粛々と滞りなく地鎮祭が執り行われました。
お子様のMちゃんも貴重な経験が出来たのではないでしょうか。
それではいよいよ6月の竣工に向けまして工事が進められて参りますので
Hs様、引き続きましてよろしくお願いいたします。
今回は大正時代に建てられた納屋を子供室に改装する計画です。
昨年来計画して参りましたが、いよいよ着工の運びとなりました。
年明け早々ではありますが、まずは解体工事から着手されまして
解体前の様子はこのような感じでした・・
増築と思しき部分を撤去いたしまして・・
前庭の空間や道路際のスペースが開放され、建築当初の姿に戻された感じと
なっております。
ここから開口箇所の追加や外装の手直しなどを進めて参ります。
また内部も躯体のみの状態となりまして・・
約90年超の時間を経て新たな空間、使い方へと変貌を遂げていくことと
なります。
木部の一部で腐朽が見られますものの、殆どは健全な状態が維持されており
木造の強さを改めて感じた次第です。
さて、4月の完成に向けましてどの様な空間に生まれ変わりますか、
乞うご期待です。
年明け最初の現場確認となります。
昨年末から作業が進められておりました瓦工事も大屋根が完成しております。
熨斗瓦や棟瓦、鬼瓦類もシンプルなものとすることで、全体にスッキリとした
印象に仕上がっております。
軒樋などはこれから設置となりますが、大屋根はこれにて完成です。
瓦屋さんは只今玄関の顔ともなる軒庇の作業に移られております。
また外部廻りでは左官下地のそのまた下地となります木摺の施工が進められ
ております。
この上に防水の役目を果たすアスファルトフェルトを貼り、モルタルの接地が
良いように波ラスと呼ばれる金網を貼り、モルタルを2回塗り、仕上となる
左官材を塗って出来上がりとなります。仕上げまでまだ少し先は長いですが、
順調に進んでおります。
そして本日は主に電気や設備の配線・配管ルートの検証や建具枠の納まり
詳細などを打合せまして現場を後にしました。
それにしても寒いっ!という季節になって参りました。
td> |
|
NEXT » |