外部では大屋根の新設軒天杉板の施工が進んでおります。
化粧垂木が見えていた意匠でしたが、化粧軒天の表面が
めくれてきておりましたので、美観的に修景するのが
主目的ですが、効果は抜群だと思います。
同じく、外観修景のために外壁塗装を施す予定です。
既存の外壁色と全く同じにするのではなく、落ち着いた
和の色合いながらも、気分が新たになるように塗り替えを
実施いたします。
まずは塗装サンプルをいくつか用意しての検討。
そして選定を実施致しました。
内部では床下断熱や床下地の工事が一気に進められて
おります。
新設柱や耐力壁も施工され、年末からガラッと雰囲気が
変わった印象です。
リビング内に設けるシンボルとなる八角形の柱も無事
設置されておりました。
ほぼ無地の檜柱。キレイです。
そして本日はリビングのスピーカー位置や配管方法などの
検討を進めました。
こちらも仕上がりが楽しみです。
小雪が舞う寒い中でしたが、年明け最初のS様邸現場定例を
実施いたしました。
下屋部分の瓦屋根がほぼ完了し、外観が徐々に形成されて
おります。
外観のポイントとなります出窓フレームの杉板加工も
現場で進められておりました。
少し手間が掛かりますが、西日を柔らかく遮りつつ
建物に陰影を落としてくれる存在になる予定です。
また、庇や玄関ポーチ部分の軒天も施工が完了しました。
木の風合いは癒されますね。
内部2階では断熱材の充填も完了し、フローリングの
施工も完了しております。
これからボードの施工も進められ、徐々に空間が完成形
へと収斂して参ります。
ちなみに、写真の窓外部に出窓フレームが施される予定です。
外壁左官仕上げのモルタル下地工事が進んでおります。
ここから中塗り、上塗りを経ましていよいよ左官仕上げ工事
となります。
仕上げまではもう少し掛かりますが、順調に進んでおります。
また玄関ポーチ廻りでは、レッドシダー羽目板の工事が
進行中。玄関扉も同じ仕上げが施されて参ります。
また内部では、天井のプラスターボード貼りが進んで
おります。
2階はほぼ完了。これから壁のボード工事、フローリング
工事という流れで進められて参ります。
コーナーに設けた横滑り窓がこれから内装仕上げとリンク
し始めます。完成形をお楽しみに。
そして少し早いですが、内装左官仕上げの色の検討と
選定を実施致しました。
全体的に落ち着きがあり、経年変化にも耐え得る仕上がり
を目指します。
新規耐力壁となります部分の施工が進んでおります。
まずは耐力壁を支える柱と梁の施工から。
京町家は短手方向の壁量が少なくなるのが特徴ですので
それを補強すべく、あまり空間の邪魔にならないように
押入となる内部に耐力壁を設けております。
渡り廊下部分にも耐力壁が施工され、徐々に躯体が
出来上がりつつあります。
2階では新規フローリング仕上げとなる空間の床下地が
施工真っ最中。
2階で大きく手を加えるのはこの空間のみとなりますが
天井裏の断熱は物理的に可能な範囲全域に敷設する方針
です。
耐震性と断熱性が備われば、現代建築にも負けない良好な
居住空間が京町家でも実現できます。
td> |
|
NEXT » |