柱の入替えや新設柱の設置、新規耐力壁の施工などが
ほぼ完了した状態となりました。
一部、耐力壁の接合部分の是正などを指示しまして
工事は前へ前へと進んで参ります。
サッシの搬入も完了しまして、最初のサッシが設置され
ました。
来週には多くのサッシが設置されている予定です。
サッシが設置されますと、外部からの風雨も制御されますので
一段と工事がしやすくなります。
1階の床下地工事は玄関廻りを除きましてほぼ完了。
2階では不陸調整の下地が施工され、こちらも着々と
床下地が出来上がりつつあります。
大工さんが多く入られていますので、進み具合が結構
早い印象。
納まりを先取りしながら監理を進めております。
外壁サイディングの工事が進んでおります。
建物裏手となる部分はサイディング。良く見える部分は
モルタル下地に吹付塗装とすることで、トータルコストを
抑えます。
サイディング自体も吹付の風合いとよく似たものを選定し
違和感が生じないようにしています。
内部では2階の天井プラスターボード下地がほぼ完了
しておりました。
窓枠や建具枠の設置が完了しますと、壁ボード下地が
進められ、いよいよ仕上げを待つ段階となります。
足場が外されますと、この部屋からは裏手に広がる名勝の
借景が広がります。
そして本日は造作家具や木製建具工事に先立ちまして
納まりや仕様などの確認を現場にて行いました。
建物本体の工期も残り二か月程度に迫って参りましたので
更に気持ちを引き締めて、諸々決定して参ります。
2階の天井・壁ボード工事が完了しまして、最終的な
空間の形状や光の入り方などが把握可能な状態となりました。
この廊下の左手はファミリークロゼット。右手には格子が
設置される予定です。
格子越しの光が廊下に射し込む仕組みで、廊下に窓はないのですが
日中でも明るい空間となる予定です。
1階はまだ木軸下地の状況ですが、断熱材の充填が終わり
気密シートの施工や木製建具枠の加工が進められております。
玄関を入ったところの写真ですが、正面には格子戸越しに
和室が広がりますので、来客動線もスムーズとなっております。
和室にもいろいろな仕掛けをしておりますので、完成を
お楽しみに。
そして浴室廻りでは防水下地となりますケイカルボードの
工事が始まりました。
天窓からの光が想像以上に明るく、浴室と洗面がガラス戸
で仕切られますので、日中はこちらも明るい空間になる
予定です。
1階の新規耐力壁施工が完了しております。
今回の耐力壁は荒壁パネルと呼ばれるものを使用。
土壁を固めたような仕様ですので、通常の構造用合板よりも
しなやかに耐え、構造強度を高める形となります。
「揺らして力を逃がす」という京町家の特性を活かした
耐震補強となっております。
小屋裏では雲筋交いと呼ばれる補強材の設置も完了しております。
これは木造在来工法でも施される補強方法ですが、主に小屋組み
の束同士を繋げることで揺れをある程度制御してくれます。
各所耐震補強工事の見通しが立って参りました。
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