駐車場廻りの様子から。両サイドの石垣もキレイに直されまして、建物の足元がキレイにに
仕上がって参りました。
反対から見ますとこの様な感じ。駐車場の開口部ですが、最終的には木目調のシャッターが
設置される予定です。
上部では木造の基礎コンクリートまで完成しております。
概ね建物の大きさも把握できる状態となりました。
アプローチ側から見ますとこの様な感じです。ここから見ますと奥行の深い様子が良く
分かります。敷地が角地ですので、奥行=間口が広い建物となります。
基礎と建物の土台を緊結するアンカーボルトなども設置されております。
暫くこの状態で養生しまして、上棟を待つばかりです。
足場の解体が始まりまして、建物の外観が姿を現しました。
瓦屋根に落ち着いたグレー系の左官外壁を纏った姿。
外構の塀や格子の意匠などが今後設えられて参ります。
一部軒を深くし、全体の重心を低く抑えることで落着きのある外観を形成しております。
また、瓦は一文字瓦とすることでスッキリとした表情を奏でております。
庭側には大きな開口部があり、和室~縁側~庭の繋がりをもたらすことで、庭屋一如の空間構成を
実現しております。
内部から見るとこの様な感じ。最終的には木製建具や障子が入りますので、ここまで
ダイナミックに庭が見えることはないのですが、それでも外を感じる心地よい空間と
なる予定です。そして只今和室廻りの造作工事が佳境を迎えておりまして、大工の棟梁が
内部造作材を刻んでおります。
そしてキッチンも据え付けられました。
結構な幅のキッチン。今回はセラミックトップのキッチンを選定されましたので、まな板
なしでも軽くトマトなども切れるとのこと。便利そうですね。
徐々に完成形が近づいております。
木造部分の基礎配筋が完了しましたので、検査機関によります2回目の中間検査を
実施いたしました。
外周分には鋼製の型枠も施工され、建物の外郭が良く分かるようになりました。
検査は第三者機関の方と構造設計者、そして私の3者で実施。
特に大きな問題もなく、合格致しました。
明日には土間コンクリートを打設。引き続き立上り部分の型枠を施工後
立上りコンクリートが打設され、GWへと突入します。
GW期間中はコンクリートの養生期間に充てられまして、いよいよ来月
中旬に上棟!となります。
どうぞお楽しみに!!
造園工事の手始めに、既存コンクリートブロックを化粧するべく建仁寺垣の施工が進行中。
竹垣が施工されただけなのですが、まだ乱雑に置いてあるだけの植栽が映えて見えるという
不思議。背景って大切ですね。
外部の左官工事も進んでおりまして、杉板の軒天とのコラボが美しく見えます。
和室も竿縁杉天井板が施工され、欄間も納まり、良い感じに仕上がってきております。
奥の大きな開口からは先ほどの庭が見渡せる予定です。
床の間廻りでも杉の鏡板や琵琶床には杉網代の天井仕上げが施されました。
化粧柱は北山杉の天然絞り丸太。
木の味わいが堪りません。
そして来客用玄関の正面に設えられた飾り棚の落し掛けには栗の手斧仕上げを
施しました。
この飾り棚の全貌も早くお見せしたいところですが、もう少しお待ちください。
2階は仕上げを待つばかりとなりましたので、本日は主に各部屋のクロス仕上のご提案を
致しました。
今回もあまり白色を使用せず、全体に落着きのある雰囲気に仕上げて参ります。
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