渡り廊下・玄関廻りの外壁左官下地が進められております。
上塗りが完了しますと、いよいよ仕上げ工事となります。
内部も残すところあと少し。
最後の大仕事となります階段の設置が進んでおります。
寝室の室内窓枠も施工完了しました。
外に見えている窓との間に階段スペースがあります。
工事も残すところ2週間余り。
7か月に及ぶ工事もいよいよラストスパートに突入です。
階段のささら加工が現場で進められております。
プレカットで工場加工することも多い階段材料ですので
現場で大工さんが加工する姿を目にすることは珍しい光景です。
2階では新たに設けられた南向きの小窓が一気に部屋を
明るくしてくれております。
太陽光の力は凄いですね。
押入廻りの造作も進められ、床のフローリングも完了するなど
最終段階へと入っております。
お引渡しまで残り約1か月余り。
大工さん5人があちらこちらで作業をグイグイと進めて
頂いております。
並行して建具の工事も建具屋さんの作業場で進行中ですので
一気に仕上げ段階へ突入する予定です。
木製建具窓枠の設置が進められておりまして、ほぼ完了
しております。
建築当初は勿論木製窓だったと思いますが、その後一旦
アルミサッシへとやりかえが行われ、今回また木製窓に
刷新致します。
気密性はアルミサッシが優れておりますが、結露や木の
持つ風合いは捨てがたいものがあります。
メイン所でない部分は樹脂サッシも採用し、あまり違和感が
生じないように全体のバランスを取っております。
サッシが付きましたので、外壁の仕上げも進められている
ところ。
外壁は既存と同じく焼杉板にて施工が進められております。
渡り廊下となる一部分ですが、外壁廻りの左官下地が
進んでおります。
内部2階では天井裏に断熱材が敷設され、これまでよりも
各段に温熱環境は良くなる見込みです。
また1階では、既存でありましたカウンター机を一皮削って
頂くとご覧の通り、キレイな木目が姿を現しました。
何年前の板かは分かりませんが、木という素材が有する力を
感じた瞬間です。
築100年以上の京町家ですが、その力は伊達じゃない気が
します。
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