廊下の天井が完成。材料は霧島杉で、杢目の細かさが特徴ですが、今ではなかなか
入手できない代物。
長いお付き合いをさせて頂いている銘木屋さんに眠っていたものを目覚めさせました。
なんとも言えない風合いで、見飽きません。
写真は敢えて長手方向に天井を貼り、美しい杢目の連続性を堪能する納まりとしました。
水廻りを隔てる壁に流水文様の下地窓が設置されまして、左官の塗回し仕上げを
待つばかりとなりました。
あちらこちらに目移りするような仕上げ・仕掛けが施された贅沢な空間が
出来上がりつつあります。
主寝室の腰壁には竹をあしらい、天井の葦と相まって線が協調された空間となります。
床には手斧仕上のフローリングが控えておりますので、この養生がめくられる日が
待ち遠しいばかりです。
残すところ建物の完成まで2か月弱。
これからも怒涛の仕上げ工事の日々が続きます。
外部足場の解体が終わりまして、眼前の景色がパッと広がりました。
目の前には公園。公園には桜。春には借景でお花見が楽しめるロケーションです。
キッチン前の腰壁の段取りも進められ、キッチン据え付けの準備も整いつつあります。
天井や壁のプラスターボード貼りも残すところわずかとなりまして、本日は仕上げの
クロスやクッションフロアなどを最終決定すべく、T様ご夫妻にサンプルをご確認
いただきました。
9割方はスムーズに決まりましたが、唯一トイレだけはご提案に難色を示されました。
理由は「ファンシー過ぎるから」。とご主人より。
急遽、壁の色を少しトーンを変えまして、無事全てが決定いたしました。
さて、どのようなトイレに出来上がりますか、どうぞお楽しみに!
地鎮祭から2週間。
基礎の掘削・転圧・防湿シート・捨てコンクリートの施工を経まして、本日基礎配筋の
検査を実施いたしました。
特に問題はなく、この後型枠を設置して土間コンクリートを打設する予定となっております。
この段階でも間取り・広さが大雑把ではありますが把握出来ます。
玄関土間が広く取られ、道路との干渉帯となることもお施主様にご確認頂けました。
その後、屋根の色やサッシの色などもサンプルでご確認頂きまして
空間テイストの方向性を再確認いただきました。
予定通りに進みますと、今月末には上棟の予定です。
その前にプレカットの打合せを近々実施いたします。
開口部廻りの様子。
今回は軽量鉄骨造+外壁サイディング仕上げの住宅リノベーションですので、木造の納まり
とは少し異なっております。
写真は新しく入れ替えたサッシ廻りを防水処理した上でサイディングボードにて窓枠っぽく
カバーした状態の様子です。
かなり特徴的な開口廻りの仕上がりとなる予定です。
敢えて色を変えるという選択肢もあるのですが、そこは既存壁色に合わせるという選択を
いたしました。陰影で奥行感をつけるイメージとなります。
外壁も塗り替えるという選択を敢えてせず、外観はあるがままの姿とすることで
刷新した内観とのギャップを大きくすることを目指しております。
そんな中でも軒天のジョイント部分は浮きが目立っておりましたので、その部分のみ
コーキング処理を施しております。
内部は造作家具類と絡む部分の壁下地は残されておりますが、床のフローリングや天井の
プラスターボードは貼られている状態。上は2階の写真。
そして1階でも同じようにフローリングや天井プラスターボードの下地までが完了して
おります。
次回は仕上の色決めを行なって参りたいと思います。
td> |
|
NEXT » |