着工から10日あまり。現場では地盤改良も完了いたしまして、基礎の下地
となります「捨てコンクリート」と呼ばれるコンクリートが打設され、建物
位置を確定する墨出し作業が行われました。
敷地から西の方向には二上山がキレイに見えるシチュエーション。
南西方向には葛城山も臨めます。
整形な土地の中に整形な建物が舞い降りる計画。
廻りに大きさを図れる比較対象物がないため、大きいのか小さいのか写真では
判断がつきませんが、間違いなく大きいフットプリントとなります。
一部では軒が深く深く下りて来る計画でして、重心の低い建築となる予定です。
敷地境界線からの離隔距離などを確認しまして、建物自体の大きさも念のため
確認。。
問題なく墨は出されておりました。
各通り芯(間仕切り壁位置)の墨も出されましたので、部屋の大きさが
原寸で確認できる状態となりました。
引き続き基礎の配筋工事が進められ、週明けには配筋検査の予定です。
本日はご実家をお借りしまして、プレカット業者さんを交え、上棟に
向けてプレカット(工場で柱や梁を切り出す作業)図の納まり確認を
行ないました。
2月下旬には上棟の予定です。
内部工事も天井下地や木製建具枠などの施工が着々と進められておりまして
天窓廻りの細工も形が出来て参りました。
天窓外部に養生パネルが貼られておりますので、天空の光はまだ入っており
ませんが、内部に出来る限り光が拡散するように四角錘の形状としております。
仕上りは格子となりますので、最終的にはこの下地形状は直接見れません。
格子の上に照明を仕込みますので、人工の光も格子越しに届くこととなります。
そして他の部屋でも天井下地が進みまして。。
リビングでは天井カセットエアコンの設置がまさに進められております。
リビングの照明は部屋の中央を突っ切る形でライン照明が入る計画。
羽目板でスッキリとした天井仕上りとなる予定です。
そして2階のセカンドリビングでも天井廻りの下地工事が仕上りつつあり。。
勾配天井裏には断熱材がビッシリと敷設されております。
こちらは少し特徴的なペンダント(吊照明)と間接のアッパーライトが
大きな空間をやさしく照らしてくれる計画となっております。
いずれの部屋も天井に少し拘りのある空間となる予定です。
土間コンクリートの養生期間を経まして、現場では大工さんの作業が
始められました。
躯体の立ち(水平・垂直)を確認しながら、まずは床組と間仕切り
位置の確認などが進められました。
そして本日は主に窓開口位置・高さの最終確認を行いまして、順次壁に開口
が開けられていく予定です。
開口が開けられることで、これまでよりも数倍明るく、そして風通しも良く
なる予定ですが、同時に外部からの視線も入ってくることとなりますので
目隠しとなる格子の位置も重要となって参ります。
その辺りも検討しつつ、今後の工事状況を確認したいと思います。
基礎の鉄筋がほぼ組み終わりましたので、構造設計者と共に基礎配筋検査を
実施いたしました。
瑕疵保証の検査員の方も同時にチェックされまして。。
数か所の指摘はいたしましたが、その場で手直し頂きまして、図面通りの
内容となったことを確認いたしました。
これから型枠の建込みや設備埋設配管などを進めまして、土間コンクリート
の打設が行なわれて参ります。
また現場と同時進行で、構造躯体となります木造軸組みの工場加工を実施
するため、プレカット図の打合せも進めておりまして、2月下旬の上棟に
向けて順調に進んでいるところです。
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