先日、久しぶりに電気量販店へ行ってみた。
久しぶりと言っても半年ぶり程度である。
十分ひさしぶりか。。。
しかしながら、電化製品の現在の進化程度には驚ろかされた。
TV、デジカメ、携帯、iPadなど色々見て廻ったが
どれもその進化に驚かされる。
というか、まったく着いて行けない。
テレビや雑誌などからの情報には比較的関心を寄せてはいるものの、
実物を前にすると分からなさ過ぎて振れることさえも初めは躊躇してしまった。
分からないことさえ分からない状態である。
おどおどしていると(おどおどしているつもりはないが、周りからはそう見えていたに違いない)
店員さんが寄ってきて丁寧に説明をしてくれたので、なんとか初歩程度は理解できたと思う。
「すごいですねぇ」としか言いようがなかったのに対して
店員は「こいつ分かってねえな。」という表情を一瞬しながらも引きつった笑顔をみせてくれた。
ありがとう。
特に“便利さ”、“リアル感”の向上がすさまじいと思った。
映像や画面のきれいさだけでなく、人間的な動作を元にした操作性など
考え抜かれた製品に、開発者方の人並みならぬ努力と想像力に頭が挙がらない。
実際それらを目の前にして触れると、人間心理としては欲しくなる。
しかし、今まで無かったものであるから無くても困りはしないものであろう。
進化についていくことは大切であるが、慣れることは自分自身の退化に繋がるとも思う。
でも、うまく使い分けをすることを心がければと思う。。。
結局は欲しくてたまらないのである。。。
あと、商品の詳細について触れないのは、やはりよく理解できていないためであることも
容易に想像が付くため、敢えて自分自身で明記しておく。
今日は、今年12月で築10年を迎える大阪市H邸に寄せていただいた。
私たちの処女作である。
勤めていたころから相方と共同で部屋を借り、
夜な夜な疲れた体に鞭打って設計作業に打ち込んだ、
そんな非常に思い入れのある物件である。
久しぶりに訪れてみても感慨深いものがあり、
お施主様とも思い出話しに花が咲いた。
今回は築10年ということもあり、
外壁面の清掃を主にメンテナンスされたいとのご意向を伺っていたため、
業者さんにもお越しいただき、見積りの下調べを行った次第である。
とても10年経つとは思えないほど大変きれいな状態であったため、
外壁石張り部分の白華現象やガラス面の汚れ落とし、鉄部・木部の再塗装、
床タイルの清掃などを行うのみとなった。
この10年でお施主様にとって大きく変わったことの一つに、
ご主人がお仕事を引退されたことがある。
そのため、家に居る時間が今までとは比較にならないほど増えたそうだ。
改めてこの家の良さを発見したり、居心地の良さに気付き、
今一度家をきれいにしたいと思えたと仰っていただいた。
そうそうメンテナンスにお金を掛けられるものではないが、
こうして家を大切にしたいと思っていただけることはとてもありがたいことである。
家とは生き物であると思っている。
手入れの如何によっては家の寿命は長くも短くもなる。
思い入れを持てる家を造るお手伝い。
それが私たちの仕事の大きな役割のひとつと考えている。
もちろん、メンテナンスの掛からない工夫や材料を用いることも大切であるが、
手を掛けなければ家も応えてはくれない。
家は本当に生きている。
それだけは確信している。
2005年3月に竣工した箕面市H邸ですが、竣工時に撮影させていただく時間がなかったため
先日無理をお願いして、撮影をさせていただきました。
5年の月日を感じさせないくらいきれいにお住まい頂き、設計者として大変うれしい限りです。
黒と白で統一された空間。ガラスの階段。天井高3.5mのLDK空間。
光と影が織り成すお施主様のこだわりがぎっしり詰まっております。
竣工写真はコチラからどうぞ。
今日は、羽曳野市で計画中の立ち呑み屋“満月”の初提案の日。
元は餃子屋さんで、内外装ともに綺麗なため極力利用したいとのご意向であった。
平面は三角形っぽいのだけれど、とても素人では正確に測量できるような形状ではない。
スタッフは図面を描くのに相当手こずっていたようだ。
今回はカウンターの配置提案がメイン。
立ち呑み屋さんなので当然“命”とも言うべき要素である。
平面がいびつなため、悩んだ末6案を提示。
大きく分けて、「集客重視のもの」と「店主とお客さんとの対話重視のもの」に分けられる。
お施主さんは現在思案中・・・。
“満月”は6月26日OPEN。
この日はちょうどお月様も“満月”とのこと。
意外とロマンチックなお施主さんに高感度がUP!したことは言うまでもない。
場所は近鉄 古市駅 すぐ。
ロマンチックな店主を一度はご覧にお越し下さい!!(詳細はのちほど)
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