天井に桜の羽目板が貼られました。徐々に空間の味わいが変わりつつあります。
スリット状に設けられた場所には照明が入ります。
天窓からの光も2階の格子状の廊下越しに1階へと降り注ぎます。
部屋の中に出来る限り自然光を取り込むための工夫です。
玄関には下足収納カウンター脇に赤松の皮付き丸太も据えられまして
グッと和の趣が増しつつあります。
先週確認しておりました足元の束石もご覧のように納まりました。
ここから土間仕上がりが15cm程上がりますので、束石も半分程が隠れる予定です。
大工さんの工事もある程度目途がたって参りました。
そろそろ仕上げ工事の色決めなどを段取りして参りたいと思います。
通用口となる部分の露地。
その部分も存分に和の雰囲気を味わうべく、飛び石を四半敷きとして
奥の石庭へと意識を向ける状態としております。
雨水枡などをうまくかわしながらレイアウトを決定。
奥へ誘う露地空間が出来上がりつつあります。
南のメインとなります庭では、塀に杉皮が施されていっております。
張られた様子はこのような感じ。
塀瓦も施され、雰囲気が出つつあります。
この杉皮を黒竹で押えていく予定です。
通用口廻りでは敷石の割付なども検討しまして、外構工事も佳境を迎えつつ
あります。
応接室廻りでは早くも床下地の施工が進められております。
インナーサッシを付ける場所の納まりなども検討しつつ、方向性を決定。
母屋の工事は順調です。
一方で色々と検討が必要なのは水廻りだった箇所と離れの構造補強方法。
構造設計者さんに現場に来て頂いて、補強方法を一緒に検討。
一応こちらも一つの方向性が固まりました。
一つ一つ課題をクリアしつつ前進しております。
今回の工事は大きく2つ。
一つは応接廻りの床補強。もう一つは離れと離れへ至る空間を客室化することです。
写真は応接室の床を解体し、防湿コンクリートを打設したところ。
若干床に不陸が見られますが、大きな支障なく工事は進められる予定。
その一方で水廻りと客室を創る部分は当然のように基礎はなく、柱も華奢な
状態が現れました。
ここから構造補強の方法を検討しつつ、安心できる状態へと持っていきたいと
思います。
工期は2か月と短いですが、前進あるのみです。
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