主寝室の飾り棚。少し変化のある開口部としてみました。
この飾り棚は拭漆仕上げ。下部には大牡丹柄の京唐紙をあしらった襖が設置されます。
左手の壁上部には手漉き和紙が貼られ、腰には竹が施されるなど、多種多様な自然素材で
空間が繰り広げられます。
玄関正面に配した床の間的空間にも曲面をあしらっております。
完成形はまだまだですが、出来上がりは照明の効果なども加わり、訪れる人々を温かく
迎える空間となる予定。
ここにも赤松皮付き丸太の化粧柱、漆塗の床板、畳、網代天井など色々な素材で空間が
構成されます。
そして広縁の既存サッシがいよいよ外されまして、木製建具へと更新されます。
まずは建具枠の施工が進められて参ります。
来週からは外壁の工事も始められ、あちらこちらが大きく変化し始めます。
昨日指示いたしました場所と向きにて照明器具が設置されておりました。
なかなか良いのではないでしょうか。(自画自賛)
来週には床の養生も撤去され、一気に完成形へと近づく予定です!
今回のリノベーションは天井がコンクリート直下地のため、照明器具を天井に設置するのが
難しく、梁型を利用した間接照明をメイン照明とする計画です。
照明器具はLEDのライン照明。設置位置を奥にしたり手前にしたり、光源を手前にしたり
奥にしたり。と色々と検証しまして、明るさと雰囲気が両立出来る位置にて決定致しました。
壁の漆喰塗も予定通り全てが完了しまして、家具類も順次設置されている状態。
造作のキッチン関係も設置されております。
来週のお引渡しに向けて各工事がドンドン進められております。
昨年の4月にホームページより初めてご連絡を頂戴してから10か月余り。
本日、無事地鎮祭を滞りなく執り行うことが出来ました。
生憎の雨模様ではありましたが、雨降って地固まるということで前向きに
捉えております。
お施主様自ら「雨男ですから、上棟式もきっと雨ですよ。(笑)」と予言
されておられました。
その言葉を聞くだけで雨も気にならなくなります。
・・雨、雨うるさいですか?
まあそれはさておき、この夏前の竣工に向けましてスタートを切りました!
より良い空間に仕上がっていくよう、全力で設計監理に取り組んで参りたいと
思います!
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