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11.08.22 Monday

アンドロイドタブレット~その2~

■釈迦に説法。IT関係に詳しい方には、何の得にもならない。

 そんなコラムの続きです。

 今まで気にしていなかっただけなのか、今まで本当に情報と

 して取り上げられていなかったのかは不明ですが、自分が

 興味のあるものが、急に目に付きだす。といった経験は誰に

 でもあることと思います。

 今回は、最近目についた新聞記事からの抜粋でスタートします。

 それではどうぞおたのしみください。
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■アンドロイドタブレット~その2~
 
 2011年4月~6月期に於けるパソコン販売台数世界シェア1位の
 メーカーをご存知だろうか?

 答えはアメリカのヒューレット・パッカード社(以下HP)で、
 世界シェア18.1%。そして2位以下は、デル(アメリカ)12.9
 %・レノボ(中国)12.2%・エイサー(台湾)10.9%・ASUS(
 台湾)5.3%と続く。日本メーカーはTOP5には入っていない。上
 位5社で世界シェア約6割を占めている。

 では、同期に於ける日本市場シェアを見てみる。1位はNEC17.
 4%。そして、富士通17.1%・東芝12.1%・HP9.8%・デル9.
 5%と続く。流石に国産メーカーが上位3位を占めている。

 いきなり、何の話しなのか?パソコンの話しである。

 実は、世界シェアの話しは8月19日の新聞に、日本シェアの
 話しは翌20日の新聞に掲載されていた記事である。

 そう。情報業界もアツイが、その情報を見るための端末(パソ
 コンなど)業界もアツイのである。

 アツイというか、実際はサムイのだが。。

 何がサムイのか。

 世界シェア1位を走るHP社が、パソコン事業を分離するとい
 う。儲かって仕方がないから。という理由ではなく、利益率が
 低い上にパソコンそのものの売れ行きが悪く、スマホやタブレ
 ットにその座を奪われつつある。というのがどうやら本当の理
 由らしい。

 今がまさにパソコン時代からスマホ時代への過渡期と言えるの
 かもしれない。

 そんな過渡期に便乗して、私も飛び乗ったタブレット購入のお
 話しの続き。

 前回は、方針転換までお話した。

 ヨドバシカメラの店員さんによくよく聴くと、WI-fi兼用スマホ
 の情報処理速度は、Wi-fa専用機器に比べると1/6程度だという。
 その上、月額使用料はスマホの方が1~2千円程度高いとのこ
 と。いや、スマホ以外に選択肢がないのであれば、迷うのはソ
 フトバンクかAUかNTTかはたまたその他の通信会社かとい
 う程度なのだが、機器代が高いという最初の一歩で躓いた私は、
 スマホはこの時点で眼中になかった。

 携帯電話は電話ができればヨシ。と割り切って、今の携帯が使
 えなくなる来年夏まで使い続けることにした。(使用周波数が
 来年夏に使用不可となる携帯を使っている。自分でもビックリ
 する位長持ちしている携帯である)

 携帯機種が現状維持なので、携帯に掛かるランニングコストは
 現在と変わらないと考える。

 この時点で、ヨドバシに来てほぼ1時間ちょい。なんだか頭が
 クラクラする。

 だが、ここで帰ってしまっては、次の来店は来年辺りになりか
 ねない気がするので、とにかく「何か」買おうと自分に言い聞
 かせる。

 そう。もともとiPad2にあこがれて、ノコノコとヨドバシカメ
 ラまでやってきたのである。初心に戻って、iPadの専門売り
 場へ。

 足を踏み入れる。iPad2が何十台もあって、酔いそうになる。
 パンフレットをもらって、そそくさとその場を去る。

 ダメだ。何か違う。孫さんのCMに踊らされている気がしてなら
 ない。iPad自体の魅力は凄くあるし、実際に動きも早い。申し
 分ないのだが、一点だけ気掛かりな点が拭えない。

 それは事前の独自調査により分かっていた点。ホームページの
 フラッシュ機能が使えない/見られないのという点である。そ
 んなに気にしなくても、きっと見れるソフトをインストールす
 れば済むのだろう。しかし、当工房のホームページはフラッシ
 ュ機能を使いまくっている。なので、購入したは良いが、いざ
 それを持ってお客さんに当工房のホームページを見せようとし
 た時、見れない状況だけは絶対に避けたい。

 やはり、他社か。

 この時点でアップル社が選択肢から完全に消える。

 スマホでなく、iPadでもなく、持ち運べる情報端末。でもノー
 トパソコンはイヤ。という心境。

 この心境で、私の知る選択肢は2つ。ウィンドウズのタブレッ
 トか、アンドロイドのタブレット。メーカーは問わない。そん
 な感じ。

 タブレットの売り場に足を運ぶ。売り場面積自体も狭いので、
 人影はまばら。じっくり検討できる環境。グッドである。

 ウィンドウズのタブレット版で、店頭に並んでいるのはO社製
 のみ。一社では選択肢が無いに等しい。デザインも垢抜けてい
 ない感じがして、性能を調べるに至らず。

 というわけで、アンドロイドタブレットにようやく決定。あと
 は、メーカー。東芝のレグザというタブレットが目玉的に展示
 されていた。ただ、若干値段が高め。重量はどれもほぼ同じ。
 iPadが650g程度なのに対し、約750gと100gほど重い。肉を買
 いにきたわけじゃないんだから、重い方が良いわけではない。
 でも、どれも750g程度。ここまでくれば、100g重かろうがヨ
 シとする。

 あとは基本性能(記憶容量や計算速度、USBが使えるか否かや記
 憶媒体の種類・スピーカーの性能など)の比較と値段と見た目。
 この3本柱によって、どれにするのかを「エイヤッ」で決める。

 で、「エイサー」に決めた。

 その時点では、聞いたこともないメーカーだったし、どこの国
 のメーカーかも分からなかった。かなり無知である。が、決め
 た。

 決め手は、総合的な印象。という何ともアイマイな基準だが、
 それが本音である。「なんとなく」というヤツである。

 この本体のみでは、インターネットなどの通信が出来ない。た
 だの750gの物体である。言いすぎか。

 なので、通信できるようにしなければならないのだが、この時
 点で既にヨドバシ滞在2時間オーバー。体力も限界。千代の富
 士である。いや、そんなたいそうなことはしていないが。

 というわけで、通信機器については次回にサラッと述べたいと
 思う。サラっとなら今書け、と言われそうだが、体力の限界。
 千代の富士である。いや、ちがう。。

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■編集後記

 紆余曲折ありましたが、兎に角「エイサー」の「A500」と

 いう機種に落着きました。これが本当に最適解なのかどうかは

 分かりません。が、自分の中では最良解となっております。

 実際に陳列されている品々を目にしますと、目移りするのは避

 けられません。でもそれらの中で「コレ!」と決めるには、

 ある程度の選択肢があった方が良いことが分かりました。

 ウィンドウズのタブレット版が他にも多くあれば、そっちに

 していたのかもしれません。
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 選択肢があるから迷う。
 迷うから決められる。

コラム | by muranishi | comments(0)

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