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11.03.04 Friday

ストライド

■口コミというのは、恐ろしいものです。今回は、とあるガム

 の話しをするのですが、なんの宣伝もされていないのに、なぜ

 それほど売れるのか?と個人的に思っていたガムの話しです。

 私とそのガムとの出会いは偶然でした。

 まあ、そんな話は後ほどするとしまして、早速本題に。

 それではどうぞおたのしみください。
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■ストライド

 「ヤバイほど味長続きのガム」。それがストライドである。

 最近、原始人的な集団がTVのCMでウッホウッホやっている
 のを見られた方もいるかもしれない。

 最近流れているCMは、ストライドの新味/新製品。フルーツ
 味。今までは、クールミント味一本だった。

 え?何?何の話し?・・だと思う。

 ・・ガムの話しである。

 いや、それは分かっている。

 このガム。その宣伝文句通り、味が長続きする。

 え?それって、FIT’Sとかいうガムの方が、随分前から宣
 伝してたよね?「味が40分続く」とかいう謳い文句で。

 と思われたあなた。完全に情報に惑わされている。

 私の記憶が正しければ、あれ(FIT’S)は、あくまで二匹
 目のドジョウである。

 「味が40分続く」よりも随分前に、ストライドのミント味は
 存在していた。

 友人との会話で、ストライドがかばんの奥から出てきて、「長
 いこと噛めるガムを、長いこと噛んでへんかった。ハハハ」と、
 完全にオヤジ独特の雰囲気あるやりとりをしたのを覚えている。

 「味が40分」が出てくるよりも前に。

 そして、こんな話しもした。

 あれ(ストライド)は、ガムという分野に新基軸を見出したよ
 ね。ガムの味と噛み心地が持続する、なんて今までなかった発
 想だからね。

 いや、実際は「ありゃ、すごいな。あんだけ長持ちして、儲か
 んにゃろか?」という会話であるのだが・・。

 いやだ。オヤジの会話は、夢がない。

 でも実際は、かなり売れていると思う。

 出始めこそ、あまりどこのコンビニでも見掛ける代物ではなか
 ったが、段々と市民権を獲得していくにつれ、売り切れ続出。
 ストライド探しのため、コンビニをハシゴした経験もある。今
 では、ストライドだけ3箱ほど並べて置いているコンビニもあ
 る位である。

 なんのマーケティングだか・・。

 ・・いや、ガムのマーケティング。・・あ、もういい?

 これを作ったのは、ホールズという飴で有名なキャドバリー・
 ジャパンというメーカーである。

 その名前からして、アメリカ発祥で発想されたガムかと思って
 いたが、実は日本人の嗜好に合わせて、一から研究・製造され
 たガムであるらしい。

 既存の分野にも、まだまだ未開発の分野がある。(まとめに入
 ってます。)これまで、そんなニーズはない。と思っていた領
 域にも、実はニーズがあることもある。それは、単に誰も気付
 いていなかっただけであり、誰も考えようとしなかったに過ぎ
 ないのかもしれない。勿論、100の発想が100当るのでは
 なく、試行錯誤の中から生み出された、100の中の1かもし
 れない。というか、恐らくそうだろう。それが、ガム界でいう
 ところのストライドなのだろう。

 建築に於いても、直喩するならば、長持ちする家は誰しもが必
 要としている。と思う。30年の耐用年数を2倍・3倍にする
 だけで、世の中は劇的に変わる。ローンの仕組みも変われば、
 地球環境も変わる。それはもう、明白である。

 「儲かんにゃろか?」的な発想では、決して世の中は良くなら
 ない。

 ストライドフルーツ味を噛みしめながら、そんなことを思うの
 である。

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■ガムを噛んでいる私に、友人が「ガムちょうだい」と一言。

 丁度、そのガムでお終いだったことを告げると、友人は

 コンビニへガムを買いに。買って帰ってきた頃、噛んでいた

 ガムの味がしなくなったので、友人に「ガムちょうだい」と

 一言。その時出会ったのが、ストライドでした。
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 新基軸が現況を変える。
 新基軸が未来をつくる。

コラム | by muranishi | comments(0)

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