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11.01.12 Wednesday

夢の架け橋

■お正月も三連休も終わり、流石に皆さん通常モードに戻られて

 いることと思います。各コンビニのノボリには、すでに恵方巻

 きの宣伝が始まっています。うかうかしていると、時間はアッ

 という間に過ぎてしまいますので、気をつけなければいけませ

 ん。

 既に、お正月は10日以上前の出来事となりましたが、その時

 の出来事を少し。

 それではどうぞおたのしみください。
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■夢の架け橋

 毎年、新年とGWとお盆といった大型休暇/連休には、四国は
 琴平に行く。妻のあばあちゃんが居るので。子供なんかは、行
 く10日ほど前からソワソワし出す。それほどまでに、四国に
 行くのが楽しみなようである。

 結婚してからだから、かれこれ8年近く休暇毎の定番イベント
 になっている。

 それほど頻繁に訪れているにも関わらず、今回のお正月に初め
 て「瀬戸大橋記念館」なるものに行ってきた。

 いや、何年か前には、すぐ近くの「香川県立東山魁夷せとうち
 美術館/谷口吉生設計」には訪れた。が、ホンの近所に上記の
 施設があることなど全く知らなかった。

 それこそ瀬戸大橋は何十回と通っているのだが、知らなかった。

 まあ、最初は「瀬戸大橋タワー」を目当てに、今回は行った。
 日本で6番目に登ってみたいタワーだそうである。微妙な順位
 である。

 ドーナツ状の展望部分に乗り込み、回転しながらエレベーター
 のように地上108mの地点まで登り、そこで3回転して降り
 てくるという代物。遊園地のアトランクションのようであるが、
 そこから眺める瀬戸大橋や瀬戸内の島々の眺めは最高である。
 晴れていれば。いや、幸運なことに私達が訪れた時も晴れてい
 たので、絶景を拝むことができた。

 で、降りてから周辺の散策マップ的なものを見ていると、その
 展望タワーのおばさんが、「歩いてスグのところに、瀬戸大橋
 の工事を記録した記念館があるから、行っといで。」と言って
 くれた。プロジェクトXでも紹介された内容だから、見応えが
 あるよ。と。

 地元の人が言うのだから、それは行かなければ。と思い行って
 みた。

 が、休館日だった・・。

 これは、ますます見たくなるのが人情。

 幸い、次の日は開いているらしい。幸い、次の日も私達は滞在
 予定である。

 で、再び訪れた。再び展望台に登って3回転して、景色を堪能
 し、降りてから昨日のリベンジに向かった。

 いや、別に展望台に登らなければ入れないわけではなく、単に
 展望台に登りたかっただけなので、この部分は端折っても一向
 に構わない。

 そして念願の「瀬戸大橋記念館」へ入館。中にはI-MAXシ
 アターも顔負けの映像設備が完備され、瀬戸大橋の風景などを
 楽しむことも出来た。そして、瀬戸大橋の工事がどのように進
 められたのか。どのような問題があり、それをどのように解決
 していったのか。それはそれは、事細かな「工事記録」を実際
 に工事に携わった人々へのインタビュー映像や、凝った模型な
 どを通して分かりやすく展示されていた。一見の価値あり。で
 ある。

 総工費1兆数千億。工事期間は約10年。

 何も知らずに、この数字を聞くと、「高い。長い。」と思って
 しまうかもしれない。しかし、それらの工事記録を見て見ると、
 よく10年で出来たな~。と思うし、1兆数千億の価値はある。
 と納得する。何せ、本州と四国を「橋で」結ぶという夢物語が
 実現したのだから、今見返してみても凄い。と単純に思うので
 ある。

 瀬戸大橋が完成したのは昭和の終わりだから、今からもう20
 年以上前の話しである。しかし、構想事態は約100年以上の
 昔からあったらしい。

 構想という名の夢。恐らく、瀬戸大橋に限らず、この世の中に
 ある全てが、そんな夢から始まるのだと思う。そして、それを
 実現出来るだけの技術・人・お金が集まったとき、一気に夢は
 実現に向けて動き出すのだと思った。

 瀬戸大橋はまさに、夢の架け橋である。

 私も設計者の端くれとして、クライアントの夢を実現する架け
 橋として、これからも色々な空間を創造していきたいと思った、
 年の初めである。
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■編集後記

 一年の計は元旦にあり。と言いますが、貴方も何か今年の目標

 を立てられましたでしょうか?

 私も目標を立てました。まあ、公言するほどのことでもありま

 せんので、書きはしませんが・・。

 一年の初めに壮大なものを見ましたので、少なからず影響は受

 けます。単純ですので。
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コラム | by muranishi | comments(0)

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