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10.04.13 Tuesday

リフレッシュ

先日、沖縄へ行ってきた。

泳ぐことを目的としない沖縄というのは今回が初めて。

雨のせいもあり、少し肌寒かった。

行き先は“ビオスの丘”にある亜熱帯の森。

「ビオス」とはギリシャ語で「生命」を意味する。・・・らしい。

約10万坪の広大な敷地に、亜熱帯の森や美しいランの花をはじめ、

生き物たちが満ち溢れた豊かな森が広がっている。

「ビオス」の意味通り、「生命」を感じる旅となった。

数時間前までは車や高層ビルの建ち並ぶ都会に居たはずなのに

いきなり原生林の風景に身を置くと少し戸惑うものである。

しかし自然の壮大さや澄んだ空気、生き物たちに触れるうち、

月並みではあるがとても癒された。

仕事柄、建物や街並みを見にいく機会が多いが、ここでは自然しか見えない。

この状況では建築が何なのかを考えてしまう。

この“ビオスの丘”にある休憩所では屋根が緑化されていた。

よくある手法だと思ったのであるが、

従業員の方から人工的に緑化されたのではないと聞いた。

自然に草や木が生えてきたものらしい。

立派な松の木が何本も生えていたのには驚いた。

都会では屋根緑化などと人工的に緑化を施すことが

“エコ”だともてはやされてはいるが、

このビオスの丘のように、本当は自然が繁殖し、育つ環境に

少しでも戻すことが大事なのではないだろうかと思ってしまう。

建築でできることって何だろうか・・・

取り敢えず、自然の「生命」を感じ、そのパワーを感じ、「やる気」をフル充電してきた。

ダイアリー | by kono | comments(0)

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