町家保存のための改修計画の依頼を頂き、
本日は現地調査とヒアリングに伺いました。
”歴史的意匠建造物”に指定された町家であり、
内外部ともに良好な状態が保たれています。
現在は、ご夫妻のお二人でこの町家にお住まいです。
ご要望は、「広すぎること、阪神大震災に感じた恐怖・不安を取り除くこと、
50年後、100年後も残すことが出来る改修をすること。」、
これらを考慮した改修提案をして欲しいとのことでした。
その他に具体的な改修を施す箇所や意匠的なご要望はほとんどありません。
”町家を保存するということ”。
それは私たち、用舎行蔵が最も望むことでありますが、
今回のヒアリングでも町家に住まわれる方々の新たな問題が見えて参りました。
”耐震性の向上、保存しやすい町家”をキーワードに解決の糸口を見出したいと
考えています。
一つでも多くの町家を保存できるように、全力で取り組みます。
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