前回のつづき。
“ひらパー”の魅力の一つに戦略がある。
ひらパーと言えば、関西人なら誰でもご存知のことと思うが、
吉本興業のお笑い芸人、ブラックマヨネーズの一人 小杉さんが
ひらパー兄さんを務めていることで有名である。
この夏に任期を終えるということで、次の“ひらパー兄さん”を相方の吉田さんとで
選挙を行うという筋書き。
吉田さんは小杉さんが“ひらパー兄さん”をしていることを本人からではなく、
コマーシャルで知ったという。
小さい頃からよく“ひらパー”に行っていたという吉田さん。
かなりのショックと怒りを覚えたそうな。
そんなこんなで、この夏に選挙が行なわれる。(かなり端折ったが・・・)
これが直接行きたいと思えることではないかも知れないが、宣伝は絶大な効果を上げていると思う。
私たち家族もまんまと嵌められた訳である。
単に人気者をキャラクターにする手法はいくらでもある。
小杉さんが“ひらパー”のキャラクターになってコマーシャルを見ても
事実、最初は何も感じなかった。
それが、吉田さんが加わることでこうもおもしろい展開になるとは。である。
設計でも同様なことがある。
「こんなことを考えました。」
といっても、「必要ない!」と言われればそれまでである。
「これがあるのには、このような理由があります。このような効果が生まれます。」
これがなければ大切な何かが無くなってしまう。
すなわち必要不可欠なものにしてしまえば、最大の魅力にも変わるのである。
惹き付ける何かを持つこと。
言葉では簡単であるが、全ての設計に於いてこれからも見出していきたいと思っている。
その他、お弁当持ち込みを許可しているところや、飲食の価格が他の施設と比べて
高くないところ(ペットボトル160円・・・10円高 微妙である)も良心的で魅力的と感じた。
子供が一緒に行ってくれる内に、もう一度行きたいと思う。
初めは怖がってジェットコースターに乗りたがらなかった娘。
その後、帰る間際まで木製ジェットコースターに乗り続け、計8回も付き合わされた。
次回は他にも乗ろうね。
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