今日は、娘の6度目の誕生日。
“ひらパー”へ連れて行った。
“ひらパー”。
関西人であれば誰でもご存知であると思うが、
枚方パーク(遊園地)である。
私が幼少の頃から既に存在していたので、かなり古いと思う。
そこで、調べてみると・・・
なんと・・・
現在、営業している遊園地の中では日本最古(どんだけ古いねんという表現ではあるが)
で1912年(大正元年)開業あるという。
ちなみに日本最古の遊園地は1853年開園の東京 浅草花やしき だそうだ。
(これ以上踏み込むと話が脱線するので、取り敢えず古いという話はここまでにしておく)
そんな古い枚方パークへは関西に住んでいて初めて行った。
ほんまに関西人か?とつっこまれそうであるが、事実なので仕方がない。
そんな、(どんな?)ひらパーへ行くと
4月29日の祝日ということもあり、当然園内は賑わっていた。
しかし、単なる遊園地でここまで集まるか?と思うほどである。
建物も乗り物も古いものが多く、遊園地としての目玉である
アトラクションもそれほどすごいとは思えない。
それなのに人が集まるのはなぜか?
やはり人を惹き付けるものがいくつかある。と思った。
今日は一つだけその思うところを書きたいと思う。
そのひとつとは自然が多いということだと思う。
園内には断然家族連れが多く、そこら中にあるテーブルやベンチに腰掛け、
持参したお弁当やMac(関西ではマクド↓)などで購入したものを食している。
青空の下で食べたり寝転んだりでき、ピクニック気分が味わえることが大きな要因だと思う。
そういう私たちもお弁当を持参して青空の下で食べた。
また、歩いていたり列に並んでいても自然が身近にあるのでとても心地よいと思った。
建築を設計していても自然の力に頼るところは大きい。
緑は人を惹き付け、癒し、憩いを誘導すると思うためである。
”ひらパー”の建物や乗り物の古さも周りの自然の成長を見ると、
共に時間が経過したことが感じられる。
ディズニー・ランドやディズニー・シーが楽しいと思える一つには
やはりランドでは緑が充実していること、シーでは海(水)が身近に感じられることが挙げられると思う。
それらを意識している人は少ないと思うが、自然と強く結びついている影響は大きいと思うのである。
改めて建築は単体で考えるのではなく、自然や外部空間との関係を良くすることが
気持ちの良い空間になるのだと思った。
これからもかっこいい建物だけでない、気持ちいい空間作りを心掛けたいと思う。
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