「プレゼンテーション能力 養成セミナー」なるものを受講してきた。
職業柄、施主に対してプレゼンをする機会が多い。
プレゼンに於いて、いつも考えていることは、
相手に内容を如何に100%、あるいはそれ以上に伝えられるかということである。
伝える手法はさまざまであるが、
例えば初めて提案するときなどは、図面はもちろんパースや模型を作る。
他にイメージ写真であったり、実物サンプルであったりと色々なものを駆使する。
時と場合により本当にさまざまである。
今回のセミナーでは、プレゼンは“コミュニケーション”であるということが最も印象的であった。
当たり前のようであるが、なるほどである。
確かに何かを伝えるということは、コミュニケーションなのである。
ただ、プレゼンでは一方的なコミュニケーションが多い。
そのために、何かを伝えることに捉われるのではなく、
聴き手の立場になること、すなわち聴き手として理解できるか、
分かりやすいかの判断でプレゼンを行うことが大切であることに今更ながら気付かされた。
人はしぐさだけでも相手を納得させられるという。
すなわち、プレゼンが内容だけで判断されるのではなく、
“しぐさ”で説得力を高めることができるということも。
アメリカの大統領オバマ氏の演説もしかり。
英語の分からない私でさえ、気迫に圧倒される。
しかもTVを通してさえである。
正に自信のある態度が説得力になる例であると思う。
講習は実践を取りいれた大変ユニークな方法であった。
プレゼンをする側、プレゼンをされる側を体験することにより、
ひとつひとつの意味が分かり易かった。
今後のプレゼンに大いに活かしていきたいと思う。
実はこのセミナー、高校の同級生が主宰する「株式会社 ランパス」の
代表者 東氏が行ったセミナーである。
宣伝する気は毛頭ございませんが、
是非機会があれば足を運んで頂く価値は十分にあると思います。
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