”漆黒の家”
大阪のとある由緒正しきお寺の一角にある庫裏の全面改装です。
和の趣を尊び、厳かでありながら落ち着きのある佇まいを目指しました。
室内は、漆黒の床や天井を基調としつつ、珪藻土の白壁とタモの木で
つくられた建具や家具で調えました。メインの空間は全てこの3色、3種
の素材のみで構成されています。
黒の割合や白の割合に変化をつけることで、陰と陽の空間を作り出し、
迎え、くつろぎ、団欒、就寝などの用途に応じた空間を演出してしています。