とある離れへのアプローチデザイン改修計画事例です。
西陣織の帯関連のご商売をされていたことから、アプローチ部分に
帯をあしらうことで、その歴史を象徴することを意図しました。
そして直喩的に京都の風景を縦格子で表現することでアプローチに
落ち着きと木の温もりをもたらし、ここを訪れる人々に安らぎを与えら
れれば、との想いを込めました。
格子戸を抜けると坪庭が出迎えてくれ、潤いを与えています。
帯の柄は敢えて伝統的な絵柄ではなく、京町家の屋根をイメージした
上で猫が寛いでいる様子を織り込んだものとしています。
対象面積:約80㎡
施工会社:株式会社竹内工務店