京都市内の閑静な住宅街に計画した住宅です。
可能な限り室内面積を確保されたいとのご要望から、余白の空間を玄関周りに集中させ
門扉を目隠し代わりとすることで、玄関ポーチを庭に見立てた空間構成としております。
これにより、限られた敷地面積を有効に活用しながらも外部空間との繋がりを持たせた
風通しと日当たりの良い内部空間を創り出すこととしました。
道路との視線が気になる部分には縦格子を設けることで視線を緩やかに遮りつつ、陽射し
は取り込めるようにしております。
また2階では、北側の部屋にも太陽光と風を供給できるようにスカイテラスと呼ぶ
外部空間を確保いたしました。
左官・羽目板・桜のフローリングといった自然素材に囲まれたリビングは、居心地の良い
空間に仕上がりました。
敷地面積:141.21㎡(42.71坪)
延床面積:141.08㎡(42.67坪)
構造規模:地上2階/木造
施工会社:合同会社ユニーズ