NO1
古い住宅街に計画された建物です。敷地は道路面から3m程高く、写真は道路からの見上げ外観です。シンプルな箱型でありながら、白と黒のコントラストが蔵を彷彿させます。
NO2
タイルの床と葦の天井をあしらった玄関です。ナチュラルテイストが基調となっています。
NO3
LDKの一角にあるキッチンも白を基調とし、清潔感と明るさに一役をかっています。ナチュラルテイストと葦天井がこの建物のテーマです。
NO4
南に面した吹抜けの在るLDK空間です。建替えに当り、最もお施主さまの御要望された明るい空間が実現されています。
NO5
2階の一角に設けられたワークスペース。家族の気配を感じながらパソコンや読書、カフェスペースと様々な使い方を愉しみにされています。
NO7
リビング、玄関に繋がる和室です。琉球畳と葦天井、和紙の壁紙が柔らかく光を吸収し、とてもやすらげる空間となっています。
NO8
2階洋室の一室です。白を基調とした空間に一面だけポイントとして赤茶のクロスをあしらいました。小高い敷地であるため、この部屋の窓から見る景色は圧巻です。
NO10
2階の洋室2部屋から出入り出来る収納部屋です。シナ合板貼りで目地をシンメトリーとすることできれいな空間に仕上がりました。
NO11
白と黒を基調とした洗面所です。浴室と合わせてモノトーンに仕上げることで建物全体のナチュラルトーンとは異なる空間を演出しています。
NO12
トイレも水廻り空間として、洗面所・浴室とコーディネートされたモノトーン空間としました。明るさと清潔感がコンセプトです。
NO13
道路からの見上げ外観-夜景です。窓の窪みが陰影に深みを加え、行灯のように街並みに暖かさを与えています。
NO14
玄関前に広がる迎えの庭です。広がりと潤いを与え、訪れる人々を温かく迎えます。シンボルツリーはイロハモミジ。秋には立派に紅葉して建物と良いコントラスト効果を生み出すことを期待しています。
NO15
アプローチは階段になっています。既存の門柱は鉄板で覆い、シャープにリニューアルしました。昔から大切にされてきた松の門をくぐると左手には迎えの庭が広がっています。
兵庫県三木市に建つ住宅の設計事例です。
和モダンな雰囲気を持つ、温もりある住宅に仕上がりました。
敷地面積:165.39㎡(50.03坪)
延床面積:131.22㎡(39.69坪)
構造規模:地上2階/木造
構造設計:高畑建築構造設計事務所
施工会社:株式会社ケイ・アイ・エス