本日、快晴の下、関係者の方々にお集まり頂きまして、
滞りなく地鎮祭を執り行うことができました。
これからの工事の安全を祈願いたしまして、四方清祓い
や地鎮の儀を執り行い、気を引き締めて監理にあたって
参りたい想いや念を込めさせて頂きました。
いよいよ着工です!
切梁と腹起しによります山留と呼ばれる工事が進みまして
現在、さらに深く掘る二次掘削の作業中です。
山留とは土が崩れてこないように土を留める工事の総称です。
ボーリングデータでは予見出来なかった地下の湧水が
見受けられますので、ポンプアップで排水しながらの
作業が続きます。
露地奥に広がる町家の改修工事がスタートを迎えました。
まずは露地に生い茂っていた雑草や草花を剪定しまして
搬出入の通路を確保するところから着手されました。
内部では、各部屋毎に内装をどのように解体若しくは
残し、最終仕上げがどうなるかを作業員の方々に周知
出来るように仕上げが貼り出されておりました。
これを見ながら作業することで、間違いなく進んでいく
予定です。
裏庭の紫陽花が綺麗に咲き、これからの工事を応援
してくれているようでした。
さあ、いよいよ本格着工です!
解体が進みましたので、お施主様を交えまして本日は
第一回目の現場定例を実施致しました。
主に解体状況の確認や床下、天井裏などこれまで目視
しにくかった場所をご覧頂きまして、現状躯体のご説明を
致しました。
写真は建築当初はバルコニーだった床モルタルを解体
した状況の様子。
少し床を下げる方向です。
窓から木製手摺越しに見える庭木の様子。
和の空間と庭木がマッチしていることが良く分かります。
最終的には庭木のやり替えを予定しておりますが
内外の繋がりを考えながら慎重にやりかえ方法の検討を
進めて行かなければなりません。
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