天井の下地が進んでおります。
後ろの庭に面した主寝室は勾配天井として、庭に向かう
庭と繋がることを意識した天井形状となっております。
窓際の高さは2m。少し低くすることで廻りからの視線を
制御しつつ、庭との一体感を増す計画としております。
2階部分は東に大きな開口を設けて、吹抜けとの仕切りを
障子とすることで、自然光を建物の中央に誘う計画。
これから天窓も設置され、吹抜け越しに光が下階へと
届けられる予定です。
ご覧の通り、天井にタモの羽目板が施工されまして
グッと印象が変わりました。
木の持つ風合いが居心地の良い空間にしてくれそうです。
そして階段も設置され、空間のアクセントとしても
存在感を見せてくれております。
各所の天井ボードも施工が進められまして、最終形状が
見えつつあります。
今回お施主様が選定されましたのは、杉のフローリング。
その中でも源平と呼ばれる赤身と白太が混じったものではなく
白太のみで構成されたフローリングをご希望されました。
メインとなるリビングは張り終わりまして、写真は
その他箇所で使用するフローリングの目を一通り確認している様子。
木目のきついものや、少し節が目立つものは避けて貼るように
して頂いております。
建具枠の材料なども搬入されまして、これから順次
加工の上、設置されていく予定です。
道路から見た様子。
手前に目隠しとなる格子塀を設け、前庭、LDKという
繋がりになります。
外部からの視線を制御しつつ、光を採り込む役割としての
前庭です。
リビングから見ますと、このような感じ。
まだ格子が入っていませんので、今は丸見えですが
これがどのように仕上がるかは、もう少し先の楽しみと
なります。
外部廻りでは外壁に透湿防水シートが施工されつつあります。
写真は坪庭の部分。
前庭・坪庭・後庭の3つの庭が空間を取り囲む住宅と
なります。
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