本日は外構植栽の選定を行うため、堺市の造園農家さんにお邪魔
いたしました。
シンボルツリーとしまして常緑樹をご希望でしたが、イメージ
されていたような枝ぶりのものが見つからず、葉っぱがかわいく
全体に華奢な感じのアオダモ株立をシンボルツリーとして
選ばれました。
アプローチを彩りつつ、あわよくば二階の寝室からも垣間見える
ような形になれば良いなぁと思っております。
天井下地が進められております。
出来る限り既存の材料を活かしたいため、本当は既存天井板も
利用出来れば良かったのですが、流石に間仕切り位置などを
大幅に変更する一階部分は新たに天井を仕上げる必要がありますので
このような形となります。
また、縁側だった部分の天井には断熱材を充填して参りますので
同じく天井を新たに形成していくわけですが、現場を見まして
その部分は空間のアクセントとなるように間接照明を仕込んだ
天井に仕上げる方針に転換致しました。
間接照明の端部納まりも検討しつつ、昔の空間に新たな
建築要素を足して参ります。
元階段だった部分には現在梯子が掛かっておりますが
この部分にもう少し緩勾配の階段が架け替えられる予定です。
壁の下地なども着々と進められております。
外壁仕上げが完了し、無事足場が外されました。
何度となくパースでイメージを重ねてきた外観が原寸大で目の前に現れますと
やはり感動を覚えます。
これから外構工事を施して参りますと、さらに印象は変わりますので、それも
また楽しみです。
玄関床まわりにも御影石が貼られ、徐々に完成形が近づいてきた印象。
この桝格子建具は東西面についておりますので、朝日と夕日とで
玄関床に異なる影を落としてくれることと思います。
内部では各種照明器具やシーリングファンなども取り付けられ
通電が待たれる状態となって参りました。
夜の雰囲気もまた楽しみです。
床の養生が取られますと、一気に完成したイメージとなります。
また、建具類が設置されますと空間演出効果も高まる予定です。
手洗いなどの設備機器類の設置も完了しまして、全体を通して
お施主様の空気感が流れ始めた気がします。
お施主様選定の照明器具が設置されますと、さらに特色のある
空間へと昇華していく予定です。
楽しみが増すばかりです。
階段の手摺がつき、空間が締まった感じになりました。
あるべきものが付いて行くにつれ、空間に安心感が生まれる気がします。
内装下地はこれにてほぼ完了。といったところ。
あとは仕上を施していく段階となります。
今回は吹抜けで空間全体が一体感を持つ住宅ですので
仕上げも一体感をより強調するようなご提案を致しました。
土色と濃茶色の二色が空間の主役となる構成。
落着きを持った、和でも洋でもない空間を目指して参ります。
仕上がりが楽しみです。
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