まだ実施設計が始まったばかりですが、予算取りで明確にしておくべき事項としまして
地盤改良費用というのは侮れません。
そこで本日は、地盤改良の要否を判定するべく、地盤調査を実施致しました。
最近よく依頼しておりますのは、表面探査法という地盤調査方法です。
これは地面に振動を起こす機械を設置しまして、そこを流れる振動周波数を解析して
地盤の固さを算出するという方法。
今回も概ね良好な地盤であることが確認出来ましたので、地盤改良は不要の方向で
進めそうです。
軒樋がつけられ、外壁のモルタル左官下塗り工事が順次進行中です。
2階廻りはほぼ完了しておりまして、現在養生中。
この作業が完了しますと、次はいよいよ左官塗りの仕上工事へと移行して参ります。
内部では階段が施工されまして、梯子での昇降から解放されました。
そして、お施主様にも気軽に2階をご覧頂けるようになりました。
幅は1.2m程度とゆったり目の階段となっております。
今日は大工さんお休みでしたが、いよいよ和室廻りの造作に取り掛かられております。
次回はお施主様にも和室に使用予定の材料を銘木屋さんでご覧頂く予定です。
小雨が降る中でしたが、本日地階基礎スラブ配筋工事が完了しましたので確認検査機関と
構造設計者そして私たち意匠設計者によります配筋検査を実施致しました。
特に大きな指摘もなく、無事次の工程へと移れる結果となりました。
配筋の様子はこのような感じ。
コンクリートが打設されますと隠れてしまいますので、写真にて記録が残されて
参ります。
ここから少しづつ地上へと工事が向かって進められます。
午前中は和室廻りに使用する天井板や地板などの現物を選定するために
京都市内の銘木店さんへ伺って参りました。
上の写真は天井杉板の中杢材。
床の間の鏡板も杉を予定しております。
笹目杢の杉板も良い感じ。
この辺りは次回お施主様と一緒に確認の上、決定して参ります。
午後からは現場にて納まりなどを検討。
外部廻りでは左官モルタルの下塗り作業が進めらております。
応接室ではアーチ窓の下地が開始されておりました。
完成形が楽しみな箇所の一つでもあります。
2階ではフローリングの工事も進められており、そろそろ内装の色などを
検討し始める段階となって参りました。
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