バスコートとしての坪庭を作庭するにあたりまして、周囲からの視線を遮るための塀を
焼杉板にて製作中です。
焼杉板同士を繋ぐ箇所には黒竹を用い、庇部分は胴葺きとする予定。
今回は庭が3箇所に存在するのですが、それぞれに性格を持たせることで色々な庭を
楽しむことが出来るようにいたします。
このバスコートのテーマは石庭。灯篭と石と少しの植栽で静かな庭を目指して参ります。
屋根のガルバリウム鋼板竪櫨葺き工事が進行中。
棟換気の設置も進められておりまして、ようやく雨仕舞が完了といった感じ。
梅雨入り前に施工が完了して安心しました。
内部では格子床の下地加工が進められておりました。
ギザギザとした部分に格子が設置されていきまして、光を通す床となる予定。
上部には天窓を設けておりますので、天窓からの光が1階に届けられる仕組みです。
上から見ますとこんな感じ。
そしてキッチン廻りの壁仕上げなども現場で検討。
周辺の左官壁色とも兼ね合いが出て参りますので、その辺りは次週に
サンプルを確認しながら最終決定の予定。
リビングではTVの位置やスピーカーの位置をお施主様、電気業者さんと共に
検討中。
現場では検討すべき事項がたくさんありますが、それだけ時間をかけることで
理想の空間に近付くのだと思います。
お施主様と一緒に工務店さんの材料置場がある京北町の倉庫まで
材料選びに伺いました。
今回選びますのは、飾り棚やカウンターなど空間のアチラコチラに
見えてくるポイントとなる場所に使う木です。
写真はキレイなケヤキの木。
他にも桜やオークなど色々な木があり、目を楽しませてくれます。
そしてお施主様のご要望で階段の手すりには北山杉の磨き丸太を
使うことに。
木の先端にはまだ葉っぱが残っておりますが、これは葉枯らしという
手法だそうです。
こうすることで、気が急激に乾燥することなく、割れなどが生じにくい
とのこと。勉強になります。
といった感じで、一通り材料を選びまして、倉庫をあとにしました。
2階の天井プラスターボードが貼られまして、化粧登り梁の納まりも
確認出来る状態となりました。
外部では軒天や外壁サイディングの施工が進行中です。
今回のサイディングは左官調の落ち着いたマットな質感としております。
軒天は準防火地域ということもあり、本物の木を使うには耐火処理など
にコストが掛かりますので、木目調の不燃材を使用しております。
1階では天井下地が進行中でして、ライン照明が設置されるボックスも
設置完了しております。
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