先週のDIY塗装が完了しまして、無事格子達も設置されました。
ここに庇やデッキが取り付けられますと、ほぼ完成。
内部にも商品を受け渡すカウンターが設置されました。
中からの眺めが開放的でなかなか良いです。
カウンターはタモ材の一枚板。今回施工頂いております竹内工務店さんが
お持ちだった一枚板を贅沢に使っております。
お客様も触れる場所ですので、ちょっと良いものを。
工事期間が一ヶ月程ですので、決定すべき事項を次から次へと判断していかなければ
なりませんが、オーナーのS様の迅速なご決断のお陰で工事も滞りなく進んでおります。
来週にはクロス工事が進んでいる予定です。
解体作業が順調に進みまして、構造躯体(柱や梁、基礎など)が目視出来る
状態となりました。
内部の間取りを変更する箇所がありますので、それに伴って柱の位置を移動したり
撤去する必要があります。
構造耐力を確保しつつ、間取りの更新ができるのが木造の優れた点ですが、どうしても
撤去できない柱もあったりします。
それは骨組みだけの状態にならないと分からない点もあり、リノベーションの難しい点
でもあり、知恵を絞る点でもあります。
本日は、どのように対処していくかを構造設計者と共に現地で検討いたしました。
左が構造設計のHさん。右が現場監督のNさんです。
最難関の補強箇所を検討中。。
増改築の形跡が見られ、そこそこ複雑に柱と梁が絡んでおりますので、その辺りを
整理しつつ、今回のリノベーションプランにあった補強方法を私も含めた三者で
意匠性、構造安全性、施工可能性の各側面から検討を重ねます。
新築のように予定調和的に進まないのが、リノベーションの醍醐味でもあります。
なんとか三者の妥結点が見い出せましたが、2点ほどお施主様にご確認すべき
事項が出て参りましたので、今後相談が必要です。
その他の様子は下記のような感じで、着実に進んでおります。
今年の冬から設計を開始しておりました京都の東山に位置するお宅の
リノベーション工事がいよいよスタートいたしました。
本日の解体業者さんは全部で6名。若き猛者の作業員の方達が非常に効率よく
解体作業を進められております。
台風の影響で着工が一週間程度遅れてしまいましたが、その遅れを確実に
取り戻しているような気がします。
小屋裏には上棟の棟札が恐らく数十年振りに顔を出しました。
建設当時から数十年の時を経て、この度また新たな空間に生まれ変わりますので
どうぞ見守っていてください。
床下も防湿コンクリートが打たれておりまして、安心いたしました。
解体が完了し、構造躯体が現れますと、構造設計者と補強方法などを検討して次の工程へと
移っていく予定です。
来年2月頃の竣工を目指して、いざスタートです!
京都の中心地で珈琲豆をお持ち帰りできるお店の工事が始まっております。
店舗の顔となります正面のちょうな仕上げの壁も出来上がりまして
本日は、そこに設置されますロゴの位置を検討したり、クロスの色を
決めたりと、重要な部分の決定が成されて行きました。
そして同時進行で、内外の格子や木部分をDIYで塗装する作業も進められまして。。
ちょうなの壁も蜜蝋ワックスが塗られますと、また趣が一段と良い感じに
なりました。
外部では袖壁に杉板が設けられ。。
黒と木の質感がベースとなった店舗が出来上がりつつあります。
オープンは10月中旬を目指しております!
お店は河原町三条に本店がございます「喫茶芦島」様の焙煎珈琲豆を
専門に販売されます「葦島珈琲」様。
その味わいを是非一度お試しくださいませ。
オープン日が決定次第、お店の場所をお知らせしたいと思います。
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