敷地の前には小川沿いに遊歩道があります。その遊歩道は桜並木となって
おりまして、今週が見ごろ。
見事な桜です。
そんな桜を眺めるべく、リビングを2階に配して大きなデッキテラスを設けた
のですが、気候の良い時期には重宝しそうで、設けて正解でした。
バルコニーのFRP防水も完了しておりまして
最終的にはこの上にデッキが張られてリビングと一続きの空間になる予定。
内部では断熱材の施工も進められており
この写真に写っているハイサイドライトからもシッカリと桜が見えておりました。
すっかり春の陽気で、桜もあちらこちらで咲き誇っております。
そんな中、予定通り外壁の左官仕上げ工事が開始されました。
全体にアースカラーの下塗りが完了し、写真はコテを使って凹凸感・質感の
ある仕上げを施しているところ。
壁が仕上り、格子が設置されますといよいよ足場が解体され、全貌が姿を
現すこととなります。
内部でも家具の設置が始まりまして。。
写真は洋裁・和裁・絵画などの作業机として使用されますので、通常の机より
大きめサイズとなっております。
廊下には花台なども設置され。。
正面の壁は京唐紙にて仕上げられる予定です。
大工さんの工事も残り僅かとなって参りまして、いよいよ仕上げ
工事がはじまろうとしております。
屋根の平葺き工事がほぼ完了。
道路に向かって下りて来る下屋の存在が建物全体の重心をドッシリとした印象
にしております。正面に立つと大屋根の存在が空に消え、不思議な印象です。
そんな屋根の軒裏には、上棟式の日にお施主様方と一緒に塗装した杉板が
貼られておりました。
杢目が非常にキレイな軒天。
外壁が黒となる予定ですので、コントラストが一層生まれてキレイに見える
ことと思います。
お施主様が建設地から少し離れた場所にお住まいですので、なかなか頻繁に
現場をご覧いただくことができない分、今後も色々な現場写真をアップして
行きたいと思います。
そんなお施主様も本日は上棟後初めての現場確認にお越しいただきました。
ありがとうございました~。
ガルバリウム鋼板竪櫨葺きと呼ばれる屋根が完成。
シンプルな切妻屋根となっております。
手前にうっすらと見えます木のフレームには縦格子が建ち並ぶ計画。
非常にシンプルながらも存在感を放つ外観となる予定です。
現場では2階リビングとなります天井納まりを最終確認中。
一部下り天井となる部分をつくるのですが、その出幅寸法が全体とのバランス
の中で非常に重要になって参ります。
登り梁の見せ方との取り合いなども鑑みまして、微調整を掛けていきます。
原寸大の現場でないと分からない空間バランスというものがありますので
そこが現場監理の醍醐味でもあります。
より心地良い空間を目指して、葛藤の連続です。
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