今回の建物では四周共に軒の出が1200mmございますので、軒裏が良く見えます。
準防火地域など諸々の条件を鑑み、今回選定したのは写真のような材料。
防火認定が取れている軒天用のボードですが、非常にスッキリとしつつも
質感のある表情を醸し出してくれています。
内部では断熱材の施工が進んでおりまして。。
キッチリと施工頂いております。一部防湿シート面が破れている箇所は
気密テープで補修をお願いいたしました。
そして外壁の西側一面に施工予定の「焼杉板」が搬入されております。
施工される日が楽しみです。
敷地内では梅も咲き始め、春がすぐそこまで来ていることを知らせてくれました。
南側の庭に面する建具は、今回全て木製建具にやりかえるのですが
建物全体が40mm程度傾いていた影響もあり、開口部の水平を確保
するために縁側部分を丸ごとやりかえる作業が始まりました。
敷鴨居や既設のアルミサッシ、垂れ壁の板や柱など全て撤去され文字通り
全開口状態となった写真。ある意味、このような空間も「あり」だと思って
しまいました。土庇と呼ばれる状態ですね。内外の境界がないのにある。
なんとも贅沢な空間ですが、これも建築途中に現れる一瞬の姿です。
そして敷居桟となる材料も現場で溝加工が施されておりまして。。
今後数十年の内外境界部分を担っていく存在です。立派です。
さらにフローリング材料も搬入されまして、仏間を占拠しております。
ざっと70坪分程度。長さ4m、厚み30mmの杉板となっています。
施工も塗装もこれからですが、これを見ると先が長いことを体感できます。
それでも現場は着実に進んでおりまして、先週は下地組だった天井にも
断熱材が施工されました。。
省エネ等級最高等級4相当の厚み。これまでは断熱材が入ってなかったこと
を思いますと、随分暑さ寒さの室内環境が改善されること間違いないでしょう。
躯体の修正箇所が色々必要だったため今まで全体工程が読めませんでしたが、
いよいよ5月末頃竣工という目処が立って参りました。徐々にギアをあげて
いきます。
外壁廻りの工事で最後まで残っておりました格子の取付けが完了致しました。
写真左上の2階部分がソレです。
建具の吊り込みなども9割方完了しておりまして、写真左下のように玄関扉も
吊り込まれました。
そして格子を内側から見てみますとこんな感じ。。
上を透かしていまして、道路からの視線をカットしつつ内側からの視界を
確保する感じ。昔から用いられている手法ですが、機能的で良い感じです。
そして室内ではクロス工事も進められ。。
一気に部屋らしくなって参りました。
床の養生を外せば、もうれっきとした部屋の完成です。
造作家具のクリア塗装も施されております。
そして外構工事の様子は。。
隣地境界塀の基礎準備工事が進められております。
写真は和室からの様子。庭木などはこれからとなりますので、もう少し時間
が掛かりますが、最後の追い込み真っ只中です!
先週に引き続きまして、外部廻りの工事が進められております。
例えば軒樋の設置。
今回はガルバリウムの半丸軒樋としました。
屋根の色との相性も良い感じです。
そして軒裏では下地の工事も進められ。。
あとは軒天仕上げ材を貼り込むばかりとなっております。
そして内部でも断熱材の工事や一部天井下地工事などが進められており、
ハーフユニットバスの設置も完了しております。
お施主様のこだわりで、木の壁や天井仕上げとされたいことと2階に設置
する点を考慮しまして、自由な壁仕上げが可能で且つ防水面にも配慮された
ハーフユニットバスを選択しました。
写真はお風呂の原型となりますので、今後の仕上り具合を乞うご期待です。
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